今回は、奥野宣之『読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版』を読み終えてのポイントや感想などをまとめたいと思います。
これから読書ノートを作るぞという時に読み返す目的で今回の記事は書きたいと思います。
なので、本の要旨がまんべんなく書いてあるというよりは、私が必要だと思った部分だけを書き抜いています。
書き抜きは背景が黄色の部分です。
自分の考えや感想などは背景が白の部分です。

読書ノートとは?
本を読んだという体験を記録に残すものです。
読書の目的を
読了 → 読書ノートを作ることに変える
これにより、アウトプットを意識しながら集中してメリハリを持って読むことができる。
p.100~101
実際のノートの書き方
ノートに書くこと
- 書いた日付
- 本のタイトル
- 著者名
これに加えて、出版社を書くと良い(和訳された本の場合であれば、異なった訳から考えをふくらませることもできるため)
p.116
「〇」をつけて本の書き抜き・コピーを貼る
「☆」をつけて自分のコメントを書く(かならず一言でもよいから書く)
「〇」や「☆」をつけるのは、筆者の言葉と自分の言葉の区別を明確にするため。
p.118
ねぎま式読書ノート
心に響く文章の探し方
読書ノートに書き残す言葉を探しながら通読する。
書き残したい箇所が見つかったらページの「上」を折る。
「上」を折った箇所を中心に再読。改めて読んでも残したい言葉であればページの「下」を折る
「上」と「下」が折られている部分を再び再読。それでも残したい=心に響く言葉をマーキングしノートに書きこむ。
p.110
私は図書館で本を借りて読むことが多いためページを折れないなと思います。
はじめの部分にふせん貼り、再読の時には違う色のふせん貼ろうかな。
マーキングはしないで、3度目を読みながらノートに記入するとか。あるいは、再度ふせんをつけるか…
ちょっと考えないといけないなと思っています。
面倒だからこそ身につく
いちいち本の文章を書き写したり、ノートにまとめるのはおっくうである。
だけれども、言葉にして記録しておくことで使いこなすことができる。
例えれば、思考は空気のようなもの。だから、ビニール袋に入れて見える化(この作業が読書ノートを作ること)しまとめることで消えずに残り未来で活用できる。
p.34~35
読書ノートを続けるためには
- 習慣化
- 見返りを大きくする
- 自己流のアレンジ
この3点が大切。
見返りを大きくする→「読書ノートから新たなアイデアを得て役立てることができた」と思えること。
自己流のアレンジ→お気に入りのノート・筆記具で書く。出来上がったノートに愛着を持てる。
p.36
本の帯や書評など、気になったものは何でもノートにぺたぺた貼ると良いと思う。
これによりオリジナリティと愛着がわくようになると思う。
いかにも使っていますよ!みたいなノートが好きなので、それを目指したいと考えています。
最後に…
今回は私が気になる部分を書き抜いていくような形で
奥野宣之『読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版』を紹介しました。
この記事では触れていませんが、本書では探書リストを作り自らが本当に読みたい本を多く読む方法や読書ノートを読み返し人生で活用していく方法などを紹介しています。
読書術を探している方、本の内容がなかなか身につかないと悩んでいる方などなど、ぜひ読んでみてくださいませ。
個人的には、最後にのっている筆者おススメの文房具のページが好きです。(笑)
本質とは関係のない部分ですが、文房具好きとしては熟読したところでもあります。
自分が使ったことのあるもの(コクヨのキャンパスノートやぺんてるのサインペン)の紹介を読んで「分かる!わかる!!」とにやにやしてしまいます。(笑)
読書ノートをはじめて、これからの読書体験を豊かにしていきませんか。

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