今回は 大平信孝 『本気で変わりたい人の行動イノベーション』を読みました。
自分でも見返すことを念頭に置いて内容をまとめています。
まだ本書を読んでいない方が内容を知るために使ったり、すでに読み終えた方が再確認できるように、この記事を作成しました。
著者の大平信孝さんはアドラー心理学と脳科学に基づいた「行動イノベーション」をベースに各界の著名人を含めた人々の夢の実現をサポートしているそうです。
著者の分かりやすく実践しやすい行動理論が本書にもふんだんに詰まっています。
では、『本気で変わりたい人の行動イノベーション』の内容をまとめていきましょう!
成功の秘訣は行動が全てです。

成功を掴むには行動が全てです。
はじめにの部分でこの内容が述べられています。 p.2
※ちなみに、この部分はAmazonの商品ページ等で試し読みできるので読んでみてください!
どんなに整った才能・知識・環境を持っていたとしても、行動しなければ成功という結果を出すことは出来ません。
逆に、才能・知識・環境に恵まれていなくても行動を起こすことで、これらの要素が整ってくるのです。
著者のコーチング理論はアドラー心理学に基づいています。 p.42
ここでは、なぜ行動できないのかという原因にはフォーカスしません。
かわりに、どうすればもっと上手くいくのか、
今より前進するにはどうすればいいのかだけを考えること
これが重要であるのです。
ゆえに、行動することに注目していきます。
あとがきの部分(p.201)で述べられていますが、著者は、
素直に夢を描き続け、その夢に向かって行動し続ける人生こそ、魅力的な人生である
こう言っています。
このために、以下に述べる「1分間の行動イノベーション」の実践を提言しています。
「1分間の行動イノベーション」
それは
50秒セルフトーク と 10秒アクション
この2つで成り立っています。
50秒セルフトーク
「本当はどうしたい?」
これを自分に問いかけることが50秒セルフトークです。 p.86~87
これにより、自らの欲望を発掘します。
自分の中に秘められているギラギラ・ドロドロとした欲望は他者に貢献できる善きビジョンへと昇華することができます。
自分の欲望がハッキリしており、かつ、欲望に従っているので、行動したいと思えるのです。
そして、行動を起こすことで人生を変えていきます。
50秒セルフトークはこの欲望を見つける作業です。
ここでは、自分と仲良くする感覚を大切にして、行動の元となる欲望を見つけ出していきます。
はじめは、「本当はどうしたい?」という問いかけに答えが出ないかもしれませんが、問題はありません。とにかく毎日続けることが最重要です。
欲望つまり「本当はどうしたいのか?」が分かることで、自分の中にやりたいことの軸を持つことができます。
これにより、心がブレなくなるのです。
10秒アクション
50秒セルフトークの直後に10秒で行える行動を取ります。自身の望みを叶えるために動いてみましょう。
具体的には、 p.124~127
・本の1ページ目を開き、1文を読む
・気づきをふせんに書く
・カレンダーに予定を書き込む
・声を出して笑う
・ふとんを整える
などなど、一見欲望と関係ないものも含まれます。
ですが、これにより自分の状態をより良いものに導くことができます。
自分自身が「出来る!」と思えることが重要なのです。
この10秒アクションが効果的であることには5つの理由があります。
①「50秒セルフトーク」で方向性が明確になった直後だから。
②脳がワクワクしているから。
③失敗を恐れて足が止まることがないから。
1分間で終わらせるために、10秒アクションを即座起こします。つまり、失敗について考える間がないのです。
④10秒アクションは必ず成功するから。
先に書いたように10秒で出来ることって、たかがしれてますよね。
それが出来る=成功する=そして、自分の中に成功体験が積み重なる。これが大切です。
⑤10秒という時間で実はいろんなことができるから。
以上、
50秒セルフトーク と 10秒アクション を合わせて
1分間行動イノベーション となります。
終わりに…
今回は、大平信孝 『本気で変わりたい人の行動イノベーション』をまとめてみました。
とにかく行動を起こすということの大切さが実感できたと思います。
夢を実現し、魅力的で楽しい人生をおくっていけるように行動し続けていきましょう!

コメント